初めての海外出張


会社に入って初めての海外出張に巡り会った。海外へのプラント輸出のプロジェクトだった。
入社後6年目、29歳の時。最年少のメンバーの1人としての出張だった。

1ドル360円時代。月収が3万円程度。まさに一生の一度の海外行きと思った。
支度金で背広とトランクを買った。トランクは一回の出張で壊れてしまった。
海外への持ち出しの外貨は500ドル。日銀の許可がパスポートに書き込まれた。
行き先はモスクワ。共産国家でもあり航空ルートは日本からは何処かのヨーロッパ経由。しかもアンカレッジ経由での北極超え。
16時間でヨーロッパ。一泊してのモスクワ入り。
航空運賃は当時のお金で約40万円。私の年収並み。当時海外に行くと言うことはとても個人では考えられないことであったのだ。
初めてのヨーロッパの土を踏んだのはアムステルだった。大きな感動があったのを忘れない。

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牧 壮
1936年生 慶応大学卒業後、旭化成勤務。定年後に牧アイティ研究所とペナンのリゾートオフィスを開設しシニア向けのパソコン教育とインターネット交流に従事、現在千名を超えるシニアのネットワーク交流を構築。

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